昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数が予想より弱い結果となったが、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が「積極的な利上げを一時停止するのはかなり先」と述べたことなどが嫌気され、米10年物国債利回りが、3.844%まで上昇、米株価3指数が軟調な展開となり、リスクオフ的なドルの買い戻しが優勢となった。
ドル円は145.14までじり高、ユーロドルは、9月8日開催分のECB理事会議事録で、「究めて多くのメンバーが、主要金利を75BP引き上げることで合意も、一部のメンバーは50BPを支持」、「75BP利上げは、今後の会合でも同規模の利上げに合意するものではない」と示されたこともあって0.9788まで下落、ポンドドルも英株価や英国債価格が再び下落基調を強め1.1113まで一時売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が141.96、ポンド円は161.08、オージー円は92.64、NZD円は81.79、カナダ円は105.46まで売りに押された。