昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米8月ADP全米雇用報告が、+13.2万人と予想の+30.0万人を下回ったこと、メスター・クリーブランド連銀総裁は、「来年の利下げを予想せず」、
「2023年初めに4%以上の金利引き上げを支持」と述べた。
 ドル円は、138.27から138.90まで一時反発後揉み合いとなったが、引けに掛けて米10年物国債利回りが、3.185%まで上昇を強めたことで139.00まで上昇、ユーロドルは、欧州天然ガス価格の反発を受けて0.9972まで下落後、ホルツマン・オーストリア中銀総裁が「来週のECB理事会で、0.75%利上げについても議論するべき」と述べ、ユーロ圏8月消費者物価指数・速報値が市場予想を上回ったことやロンドン・フィキシングに向けた買い戻しの動きで1.0079まで一時反発、ポンドドルは、1.1694から1.1599まで一時売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は139.73まで反発、ポンド円は161.91から160.90まで一時下落、オージー円は95.58から94.90まで売りに押され、NZD円は85.19から84.83で上下、カナダ円は105.61まで下落後、106.05まで一時反発した。