昨晩の海外市場では、米8月製造業・サービス業PMI、7月新築住宅販売件数や8月リッチモンド連銀製造業景気指数が予想より弱い結果となったことで、米長期金利が一時低下、ドル売りを強めたが、その後米長期金利の反発を受けて、ドル売りは限られた。米10年物国債利回りは、3.078%から2.983%まで低下後、2年物国債入札後3.067%まで反発した。
ドル円は137.65から135.82まで一時売りに押され、ユーロドルは、弱いユーロ圏8月製造業・サービス業PMIを受けて0.9901まで下落後、1.0018まで一時反発、ポンドドルも弱い英8月製造業PMI・速報値を受けて1.1718まで下値拡大後、1.1879まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円は、135.74まで下落後、137.06まで反発したが、その後135.88まで再下落、ポンド円は160.81から162.31まで下落後161.20、オージー円は94.11から94.86、NZD円は84.53から85.16まで反発、カナダ円は、OPECの減産見通しで原油価格が上昇したことで105.78まで上昇後、104.88まで一時売りに押された。