昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米7月住宅着工許可件数は、1年5か月ぶりの水準で予想を下回るも、7月建設許可件数が予想を上回ったことで米長期金利が上昇、円が全面安となった。米10年物国債利回りは2.772%から2.871%まで上昇後2.806%まで調整した。NY株価は、小売業の好決算を好感しダウが5日、S&Pが3日続伸したが、ナスダックはマイナス圏で引けており、為替市場への影響は限られた。
 ドル円は、みずほ銀行が「日銀に預けている当座預金の一部にマイナス金利が適用された」と発表したこともあって、134.69まで値を上げたが、その後は売りに押され、ユーロドルは、独8月ZEW景況感指数が予想を下回ったことで1.0123まで下落後1.0195まで反発、ポンドドルも1.2008から1.2119まで一時値を戻した。
 一方クロス円では、ユーロ円が136.92、ポンド円は162.75、オージー円は94.48、NZD円は85.32まで値を戻し、カナダ円は、加7月消費者物価指数が予想比変わらずも、引き続き高水準を維持したことで104.67まで反発した。