今週は、本格的な夏休みシーズン入りを前に、月末を睨んで、FOMCや欧米のGDP、ユーロ圏のCPIなど重要な指標が控えている。荒れた動きとなるか注意して対応したい。
本日の経済指標としては、独7月ifo企業景況感指数、英7月CBI受注動向調査と第3四半期CBI製造業楽観視数、米国では6月シカゴ地区連銀全米活動指数と7月ダラス連銀製造業業況指数が発表される。
注目としては、英指標は注目度が低く、影響は少ないが、独7月ifo企業景況感指数や米経済指標は弱い結果がリスク。ただ、総じて織り込みもあり、イベントを前に影響は限られると見ておきたい。
また、今週も米国債の入札が予定されているが、本日は2年物国債の入札が、弱い結果となるなら、引き続き逆イールドが、米景気の減速感を強めるか注目となる。一方株価面では、今週米大手IT企業の決算発表が続くが、決算の結果が、株価を下支えできるか大きな焦点となる。
本日の為替の戦略としては、ドル円は、5-10日要因もあって、早期は押し目買いから、戻りではやれやれの売りが出易く、しっかりと利食いながら、更に売りも検討する形。ただ、下値は135.56の金曜日の安値が維持されると買い戻し、売りは137円越えをストップに検討したい。
ユーロドルは、下値つき感も、戻りは1.02後半が重く、超えるまではしっかりと利食いながら対応。売りは超えるなら止める形。一方押し目買いは、1.0129をストップに対応となる。またポンドドルは、1.1889と1.2064をストップに、逆張り場を探したい。
一方クロス円は、一定の調整で、早期は買いからも検討されるが、戻りでは売り狙いとなる。