金曜日の海外市場は、米6月雇用統計において、非農業部門雇用者数が+37.2万人と予想の+26.8万人を上回り、平均時給も予想を上回ったことで、一時ドル買いを強めるも、5卸売売上高が予想を下回ったこと、週末のポジション調整もあって、ドルに売り戻し気味で引けた。
ドル円は136.57まで反発後135.87を下値に揉み合い、ユーロドルは、天然ガスの供給不足によるリセッション懸念が続き1.0072まで下落後、1.0191まで反発、ポンドドルも1.1920から1.2056まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が136.87から138.72、ポンド円は161.82から163.92まで反発、オージー円は93.49、NZD円は84.42まで値を上げ、カナダ円は、予想を下回る加6月新規雇用者数にも、原油先物価格の上昇もあって105.23まで買い戻された。