昨晩の海外市場は、NY市場が独立記念日で休場、動意に薄い中、「バイデン大統領が、今週中にも中国の関税引き下げを発表する可能性がある」との一部報道などが、リスクオンのムードを支えた。米10年物国債利回りは、2.904%から2.922%の子動きに留まり、ナーゲル独連銀総裁が「インフレ見通しはより高く修正される可能性が非常に高い」と述べたが、影響は限られた。
ドル円は135.77まで反発、ユーロドルは、ドイツ5月独貿易収支が、31年ぶりに赤字に転落したが、ユーロ圏5月卸売物価指数が予想を下回ったことで1.0463まで反発後1.0417、ポンドドルも1.2166から1.2097まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が141.66、ポンド円が164.76、オージー円は93.30まで買われ、NZD円は84.70まで反発後、84.16まで売りに押され、カナダ円は、ノルウェーの石油労組のストライキの可能性の高まりから原油先物が上げ幅を拡大したこともあって105.69まで値を上げた。