昨晩の海外市場は、米4月製造業PMIやISM製造業景気指数が、予想を下回る弱い結果となったが、米FOMCの結果発表を前に、米10年物国債利回りが、3.010%と直近の上限を超えて上昇を強めたことで、ドルの堅調な展開が続いた。
ドル円は、129.70から130.35で上下、ユーロドルは、EUが今週中にもロシア産原油の輸入禁止を含んだ対露追加制裁を取りまとめると予想されているが、独3月小売売上高が予想を下回り、ユーロ圏4月経済信頼感指数が、1年ぶりの水準まで低下したこともあって1.0568から1.0490まで売りに押され、ポンドドルも1.2473までじり安となった。
一方クロス円は、軟調なスタートとなったNY株価3指数を受けて、一時売りに押されるも、その後株価に買い戻しが優勢となったことで、下値は支えられた。ユーロ円は136.52、ポンド円は162.30、オージー円は91.51、NZD円は、83.41、カナダ円は100.63まで一時値を下げた。