昨晩の海外市場は、欧州市場がイースター・マンデーで未だ休場で、動意に薄い展開の中、円の軟調な動きが続いた。NY株価3指数は、決算に対する懐疑的な見方から揉み合い、米10年物国債利回りは、アジア時間の2.884%から2.810%まで低下後、2.868%まで再反発も総じて影響は限られた。また、米4月NAHB住宅市場指数は、市場予想通りの結果に留まり、世界銀行が、2022年の世界経済見通しを3.2%に下方修正し、ブラード・セントルイス連銀総裁が、「「基本シナリオではないが、0.75%の利上げを排除しない」と述べたが、特に反応は見えなかった。
ドル円は、126.44から127.00までじり高、ユーロドルが1.0815から1.0770、ポンドドルは、1.3045から1.3005まで下落した。一方クロス円では、ユーロ円は136.94、ポンド円は165.26、オージー円は93.41、NZD円は85.45、カナダ円は100.71まで上昇した。