昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米長期金利の上昇もあってドルの堅調が続いた。米10年物国債利回りは、一時2.7265%まで上昇した。またNY株価3指数は、ダウは上昇も、ナスダックやS&Pは、マイナス圏で引け、まちまちの展開から影響は限られた。
 ドル円は、一時124.68まで上昇、ユーロドルは、週末の仏大統領選を控えて1.0892から3月7日以来の安値となる1.0837まで売りに押されたが、この位置が支えられたが、ポンドドルは、英中銀がインフレ抑制よりも成長支援に再び重点を置きつつあるとの見方から1.2982まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は135.37までじり高、ポンド円は161.65から162.18まで値を上げ、オージー円は92.49から92.82で揉み合い、NZD円は84.98まで下落、カナダ円は、加3月雇用統計が若干弱い結果となるも原油価格の下げ止まりもあって、98.98まで買い戻された。