昨晩の海外市場は、ウクライナ情勢を睨んでリスクオフの動きも、ウクライナが「NATOへの加盟を主張しない意向」との報道や「人道回廊」で初めてのウクライナ市民の退避が実現したとの報道を好感する形も、バイデン大統領が、正式に「ロシア産エネルギーの米国への輸入のも禁止」を発表したこともあって、一時大きく戻していたNY株価3指数が、プライス圏を維持出来ず、リスクオフの動きは続いた。
ドル円は、米10年物国債利回りが1.878%まで上昇したこともあって一時115.79まで反発、ユーロドルは、「欧州連合は、大規模な共同債発行を検討。調達した資金は防衛費やエネルギー価格高騰への対応にあてる」と伝わったことで、1.0958まで買い戻されたが、ポンドドルは、対ユーロでの売りで1.3082から1.3145での上下の動きに留まった。尚ユーロポンドは一時0.8347まで値を上げた。
一方クロス円では、ユーロ円が126.73、ポンド円は152.02まで反発、オージー円は84.49を高値に83.82、NZD円は79.21から78.66、カナダ円は90.31から89.67まで売りに押された。