今日の裏読み、表読み

昨日もウクライナの戦況や停戦協議の結果を睨んで、荒れた展開となったが、一応本日は、注目の米雇用統計が発表される。
ただ既にパウエルFRB議長の議会証言で、0.50%の利上げ期待は萎んでいる。ウクライナ上昇が相場の焦点で、米雇用統計の結果で、相場が大きく動くとは思えない。
一方ウクライナとロシアの停戦協議は、一応3回目の協議が行われることとなったが、実質停戦に関しては、平行線を辿っている。3回目の会合は、来週週初と言われているが、週末の戦況がどうなるか考えると、一気にロシアが攻撃を仕掛けてきそう。これを考えると積極的にリスクを取ることは出来ず、悪いポジションを持ち越すのは避けておきたい。
 為替の戦略としては、リスクオフを前提に、ユーロドルやユーロ円は、引き続き追いかけるのは避けて、ショート・カバー的な反発では、じっくりと売り狙い。ドル円は、115円台を前提に逆張りだが、特に良い米雇用統計の結果で、もし買われたらその辺は、売りで臨んでみたい。一方ポンドドルは、若干サイドライン気味だが、ユーロにつられるので、1.33-1.34のレンジを前提も、やはり大きめの戻りでは売り目線となりそうだ。 
 その他アストロ的には、NYダウ・日経平均・米国債重要変化日で、高島暦も「波乱あるも戻り売り」となっている。株価の暴落的な動きにも注意しておきたい。