昨晩の海外

昨晩の海外市場は、「ウクライナが全土での非常事態宣言発令を検討している」との報道にも、欧米株式が堅調なスタートとなったことで、リスクオンの動きも、英欧日加などが次々とロシアに対する制裁を発表、バイデン政権が、ゼレンスキー・ウクライナ大統領に「48時間以内のロシア軍による本格的な侵攻の可能性がある」と警告したとの報道を受けて、NY株価3指数が大幅な続落となり、再びリスクオフの流れで終了した。尚、ポーランド、リトアニア、ウクライナ大統領による共同声明では、「国際社会に対し、ノルトストリーム2を標的とした措置を含む、ロシアに対する強固な制裁措置を速やかに導入するよう要請」、バイデン大統領は「ノルドストリーム2とその会社役員に制裁を科すよう指示をだした」と報じられている。
 ドル円は、115.20から114.93で上下、ユーロドルは1.1359から1.1304まで下落、ポンドドルは、英中銀要人のタカ派発言が続くも、1.3621から1.3536まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は130.71まで上昇後129.95、ポンド円が156.79から155.61、オージー円は83.84から83.11まで下落、NZD円は、NZ中銀のタカ派スタンスを受けて78.38まで上昇後77.80まで下落、カナダ円は90.77から90.20まで売りに押された。