金曜日の海外市場は、ウクライナ情勢に関する米露外相会談開催の報道を受けたリスク回避の巻き戻しの動きも、ロシアが、プーチン大統領が指揮する大規模な軍事演習が19日に実施すると発表、ウクライナ東部ドネツク市で大爆発があったとの報道を受けて、NY株価3指数が連休を前に、売りに押されたことで、リスク回避の動きが続いた。また、米10年物国債利回りは、質への投資の動きで1.918%まで低下した。
ドル円は、アジア時間の高値115.30から114.97まで再下落、ユーロドルは、「ECB当局者らは資産購入を9月終了することで一致し、多くのメンバーが年内利上げに傾いている」との報道を受けて、1.1356まで反発後、1.1315まで売りに押され、ポンドドルも、予想を上回る英1月小売売上高にもかかわらず、1.3644から1.3573まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が131.12から130.21、ポンド円は157.30から156.22、オージー円は83.34から82.42、NZD円は77.59から76.79、カナダ円も90.97から90.18まで売りに押された。