昨晩の海外市場は、米長期金利の高止まりにも、米株価3指数が、堅調に上昇と続けたことで、クロス中心に円売りが優勢となった。米12月貿易収支が予想を下回り、10年物国債利回りは、1.970%から1.950%で高止まりを続けたが、ドル買いは限定された。
ドル円は、115.23を安値に115.63まで反発、ユーロドルは、1.1396から1.1434で揉み合い、ビルロワドガロー仏中銀総裁が「ECBに対する市場の反応は強すぎた可能性」と発言したことが上値を抑えた。また、ポンドドルは、1.3508から1.3565で推移した。
一方クロス円では、ユーロ円は131.48から132.04まで反発、ポンド円が156.73、オージー円は82.67、NZD円は76.83まで値を回復、カナダ円は、予想を下回る加12月貿易収支や原油価格の下落を受けて90.74まで下落した。