昨晩の海外

昨晩の海外市場は、ベテランズデーで、米債券市場が休場となる中、ドル買いが続いた。米株価3市場は、高安まちまちとなり、影響は限定された。尚、15日に米中首脳会談が、オンラインで開催される予定、習近平・中国国家主席がバイデン大統領を、来年2月開催の北京冬季五輪に招待する公算が大きいと報じられているが、好感する動きは見えていない。
 ドル円は、ユーロドルは、EU委員会の経済予測調査で、今年のGDP見通しを上方修正も、来年を下方修正、独蘭で、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を記録しており、オランダ政府が部分的なロックダウンを検討してとの報道もあって、1.1443まで下落、ポンドドルは、英7-9月四半期GDPが、市場予想を下回り、1.3359まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は130.44まで下落後反発が130.79で限定され、ポンド円が152.39までじり安、オージー円は83.12から83.33、NZD円も79.97から80.22の狭いレンジで上下、カナダ円は OPEC月報で、世界石油需要が下方修正されたこともあって、90.47まで売りに押された。