昨晩の海外

昨晩の海外市場は、総じて揉み合いが続く中、ロンドン市場でドル売り気味となるも、NY市場に入って、米9月新築住宅販売件数、10月消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業景気指数が、軒並み予想を上回ったことなどから、米10年物国債利回りが、1.64%まで上昇、ドルの巻き戻しが優勢となった。ただ、2年債入札が好調だったこともあって長期金利が上げ止まったことで、ドル買いも一服気味となった。
 ドル円は114.31まで上昇、ユーロドルは、1.1626を高値に1.1585、ポンドドルも1.3830まで上昇後、1.3759まで売りに押された。
 一方クロス円では、堅調なNY株価3指数を背景に、ユーロ円が132.67、ポンド円は157.78、オージー円は85.93、NZD円は82.11、カナダ円は82.52まで一時上昇したが、株価が上げ渋ったことで、その後は利食いに押された。