昨晩の海外市場は、手掛かり難もあって、総じて様子見ムードの相場展開が続いた。米10年物国債利回りは、1.673%から1.621%まで低下したが、ドル売りは見えなかった。またNY株価3指数は、ダウが最高値を更新するなど堅調に推移したが、リスク志向の動きは広がっていない。
ドル円は、113.51から113.92まで一時反発も、このレンジで上下、ユーロドルは、独10月ifo企業景況感指数が、4か月連続で悪化、ドイツ連邦銀行が、月報で「ドイツの経済成長は第4四半期に大幅に減速」との見解を示したことあって、1.1591まで売り込まれ、ポンドドルは、1.3792から1.3742で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円が131.86まで下落、ポンド円は156.83から156.17で上下、オージー円が85.31から84.96、NZD円は81.60から81.01で揉み合い、カナダ円は82.14から91.70まで売りに押された。