昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米6月ケース・シラー主要20都市の住宅価格指数が、過去最高値を更新するも、予想を下回る8月シカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数を受けて、一時ドル売りを強めるも、ロンドン・フィキシングに絡めた月末のフローや米10年物国債利回りが1.315%まで上昇したことが、ドル相場を支えた。
 ドル円は109.59を安値に110.08まで反発、ユーロドルは。2011年以来の高水準となったユーロ圏8月消費者物価指数を受けて、1.1845まで上昇後1.1796まで売りに押され、ポンドドルも1.3808から1.3744まで値を下げた。
 一方クロス円では、月末の利食いで軟調な欧米株価を受けて、一時の高値から利食いに押された。ユーロ円が130.18から129.60、ポンド円が151.54から151.07、オージー円は80.65から80.15、NZD円が77.69から77.23まで値を下げ、カナダ円は、予想を下回る加4-6月期GDPや原油価格の下落を受けて、87.44から86.81まで売りに押された。