昨晩の海外市場は、ロンドン市場が休場なこともあって、様子見ムードが続く相場展開に留まった。ただ、米7月住宅販売保留指が予想を下回り、米10年物国債利回りが、1.315%から1.278%まで低下したことが、ドルを圧迫した。またNY株価は、ダウが、欧州連合が、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、米国からの渡航制限措置を再導入するとの報道もあってマイナス圏で引けるも、ナスダックやS&Pが、2日連続で史上高値を更新したが、リスクオンの動きは強まっていない。
ドル円は、アジア時間の安値109.70から109.96まで反発、ユーロドルは、1.1805から1.1783、ポンドドルは、1.3775から1.3735で揉み合った。また、スイス中銀が、フラン売り介入を実施したとの噂もあり、ドルスイスが0.9186、ユーロスイスフランは一時1.0825まで上昇した。
一方クロス円では、ユーロ円は129.49から129.71、ポンド円は151.00から151.30、オージー円は80.05から80.32、NZD円は76.78から77.04、カナダ円は87.01から87.44の小動きに留まった。