昨晩の海外

昨晩の海外市場は、ブラード・セントルイス連銀総裁が「2022年第1四半期に、テーパリングを終了すべき」、カプラン・ダラス連銀総裁も「9月のFOMCで、テーパリング計画についてアナウンスし、10月から開始することを望む」と発言、米10年物国債利回りが、1.375%まで上昇、「アフガニスタンの首都カブールの空港周辺で大規模な爆発や銃撃が発生し、死傷者が出た」との報道もあって、株価が軟調な推移となったことで、直近のドルや円売り相場に、巻き戻しが優勢となった。米4-6月期GDP・改定値は、予想をわずかに下回ったが、ほぼ予想内ということ、週間新規失業保険申請件数が、予想より悪化するも継続受給者数が低下したことで、悪影響は限定された。 
 ドル円は110.23から109.93で上下、ユーロドルは、1.1779から1.1746まで売りに押され、ポンドドルも一時1.3690まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は129.77から129.23、ポンド円は151.61から150.62、オージー円は80.10から79.60、NZD円は76.79から76.36、カナダ円は87.51から86.67まで利食いに押された。