昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米7月小売売上高が予想を下回ったが、6月分が上方修正されたこと7月鉱工業生産指数・設備稼働率が予想を上回ったこともあって、米10年物国債利回りが。1.272%まで上昇、全般的ドル買いを強めた一方、欧米株価が大きく調整したことで、リスクオフのクロス円の売りが優勢となった。また、パウエルFRB議長は、金融政策には言及せず、影響は見えなかった。
 ドル円は、109.12を安値に、109,66まで買い戻され、ユーロドルは、1.1709、ポンドドルは、英7月雇用統計が、良好な結果となるも影響は限定され、1.3726まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は128.26、ポンド円は150.36、オージー円は79.34まで売りに押されたが、NZD円は、対豪ドルでの買いが支え75.38を安値に75.88まで上昇、カナダ円も86.40を安値に86.93まで反発した。