昨晩の海外

昨晩の海外市場は、週初で動意に薄い中、先週週末の米7月雇用統計が強い結果となったこともあって、6月JOLTS労働力調査の求人数が、過去最高を記録したことなどを手掛かりに、米10年物国債利回りが1.324%まで上昇、ドルを支えた。NY株価3指数は、ナスダックが若干プラスで引けるも、ダウやS&Pはマイナス圏で引け、総じて弱い株価にもリスクオフの動きは広がらず、ボスティック・アトランタ連銀総裁は、「比較的早期のテーパリングを支持」、「FRBは、10月から12月にかけてテーパリングを開始する可能性」と発言したが、影響は限られた。
 ドル円は、110.03から110.32で推移、ユーロドルは1.1769から1.1737、ポンドドルは、1.3852から1.3841まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は129.65から129.40、ポンド円は153.07から152.58で揉み合い、オージー円は80.85から81.07、NZD円は77.37から77.09、カナダ円は87.88から87.60の小動きで推移した。