昨晩の海外

昨晩の海外市場は、英欧の長期金利や米長期金利の低下を受けて、クロス円中心に円の買い戻しが優勢となった。独30年物国債利回りが、2月以来約半年ぶりにマイナスとなったこと、米7月ISM製造業景気指数が、上昇するとの見通しに反して予想を下回ったことを受けて、米10年物国債利回りも、1.151%まで低下した。一方NY株価3指数は、まちまちの推移となり、影響は限定されたが、景気減速懸念が上値を抑えた。 
 ドル円は109.19まで下落、ユーロドルは1.1897を高値に1.1865、ポンドドルも1.3933から1.3876まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.42を高値に129.60、ポンド円も152.86から151.54まで下落、オージー円は80.77から80.34の狭いレンジで推移、NZD円は76.63から76.06、カナダ円は88.08から87.27まで値を下げた。