昨晩の海外

昨晩の海外市場は、この日発表された6月ISM製造業景気指数が、予想を若干下回ったが、週間新規失業保険申請件数に改善が見えたこともあって、6月ADP雇用指標を受けた6月雇用統計に対する期待感が続き、ドルの買い戻しが優勢で引けた。
尚米10年物国債利回りは、1.451%から1.483%の小動きに留まった。またOECDが、最低法人税率15%以上とすることやGAFA企業に課税を強化することで合意したとの報道が、一時嫌気されたが、本日もNY株価3指数は、堅調に上昇を続けた。ただし、株価の上昇を受けたリスク志向の動きは強まっていない。
 ドル円は111.64まで上昇、ユーロドルは、1.1838から対ポンドでの買いに支えられて1.1884まで上昇後、再び売りに押され、ポンドドルが1.3753まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円が132.43まで反発、ポンド円は153.43から153.97で上下し、オージー円は86.66を高値83.28、NZD円も78.09から77.68で推移、カナダ円は、原油価格90.12から89.65まで利食いに押された。