昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米5月個人消費支出やコアデフレーター、ミシガン大消費者信頼感指数の確報値まどが、予想を下回ったことで、一時ドル売りが強まるも、その後米10年物国債利回りが、1.546%まで上昇して、ドルの下値を支えた。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が「物価上昇は一時的なものになる可能性」、ローゼングレン・ボストン連銀総裁は、「FRBは完全雇用になるまで利上げしないことを明確にした」と発言したが、反応はなく、株価が本日も堅調に高値を更新する動きとなったが、リスク志向の動きは広がっていない。 
 ドル円は110.48まで下落後110.88まで反発、ユーロドルは、1.1975まで上昇後1.1926まで売りに押され、ポンドドルも1.3931から1.3872まで値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円は132.13から132.41、ポンド円は153.59から154.19で揉み合い、オージー円は84.03から84.26、NZD円は78.24から78.48の小動き、カナダ円は89.88から90.22で推移した。