昨晩の海外

昨晩の海外市場は、前日急落した暗号資産が下げ止まったこと、株価の反転や米長期金利の低下を受けて、ドルの売り戻しが優勢となった。米経済指標としては、5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が、予想を大幅に下回ったが、支払価格指数は、1980年以来の上昇となり、週間新規失業保険申請件数や4月景気先行指標総合指数が、予想を上回ったが、総じて影響は限定された。また、米10年物国債利回りは、1.678%からFOMC議事録発表前の水準となる1.625%まで低下、NY株価3指数は、4日ぶりにそろってプラス圏で引けた。
 ドル円は108.75まで下落、ユーロドルは1.2229、ポンドドルは、1.4193まで上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円は133.04から132.71で上下、ポンド円が154.42まで反発、オージー円は84.27から84.66、NZD円は78.12から78.52の小幅推移に留まり、カナダ円は89.73まで下落後90.29まで反発した。