昨晩の海外

昨晩の海外市場は、NY株価指数が堅調に反発、米長期金利も上げ渋ったことなどから、ドル売りが優勢も全体的に様子見ムードが続いた。米2月中古住宅販売件数やシカゴ連銀全米活動指数が予想を下回り、EUが、30年ぶりに対中制裁を発表、「新疆ウイグル自治区の人権問題を巡り、米英加、欧州連合は共同で対中制裁の発動を決定する可能性が高い」との一部報道にも、反応は見えなかった。
 ドル円は108.62から108.86で揉み合い、ユーロドルは、ドイツのロックダウン延長のニュースの悪影響は見えず、1.1874から1.1947まで反発、ポンドドルは、1.3877から1.3822で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円が129.94まで反発、ポンド円が150.90から150.34で上下、オージー円が84.38、NZD円は78.12まで反発、カナダ円は87.21を高値に86.72まで一時売りに押された。