昨晩の海外市場は、米長期金利の低下や株価の反発を受けて、ドルの売り戻しが優勢となった。米10年物国債利回りは、1.56%を上値に、3年物国債入札が好結果もあって、1.53%台まで低下。また、OECDが、2021年世界経済の成長率見通しを大幅に上方修正しこともあって、NYダウが347ドル高、ナスダックは3.9%近い反発となった。
ドル円は108.43まで下落、ユーロドルは、第4四半期GDPの確定値が、予想を下回ったが影響は薄く1.1916まで上昇、ポンドドルは1.3926まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が129.55から128.94、ポンド円が151.29から150.65、オージー円が83.92から83.58、NZD円が78.06から77.65、カナダ円は86.39から85.74まで利食いに押された。