昨晩の海外市場は、主だった材料のない中、ドル売りが優勢となった。今年最大の入札を控えて、米長期金利の上昇が一服したことなどが、ドルの上値を抑えた。また、NY株3指数は、前日に続きバイデン政権の追加経済対策に対する期待感や前向きな企業決算を受けて、堅調を維持したが、リスクオンの動きは強まっていない。
ドル円は104.50まで下落後も安値圏で推移、ユーロドルが1.2119、ポンドドルが1,3815までじり高となった。
一方クロス円では、ユーロ円が126.72から126.44まで売りに押され、ポンド円は144.04の安値から144.47まで反発、オージー円が80.65、NZD円は75.55、カナダ円は81.97まで一時値を下げた。