昨晩の海外市場は、年末を控えて揉み合い気味。欧米の株価が上昇してスタートしたことで、一時ドル売りが強まるも、マコネル上院院内総務が、個人向け給付金2000ドルの上院採決の試みを阻止したと伝わったことが嫌気された。NYダウは、184ドル高から129ドル安まで一時売り込まれたが、結局前日比変わらずのレベルで引けている。米10月ケース・シラー住宅価格指数は、予想を上回ったが、影響は限定された。
ドル円は103.76から103.46まで値を下げ、ユーロドルは1.2275まで一時反発、ポンドドルは、1.3469から1.3523で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円が127.23を高値に126.76、ポンド円も140.17から139.63まで売りに押され、オージー円は78.97、NZD円は74.25まで反発、カナダ円は81.06を高値に、80.78まで値を下げた。