昨晩の海外市場は、ボクシングデーでロンドン市場が休場の中、DAXが史上高値を更新、NY株価が、超党派で決定した追加経済対策に、不満を示していたトラップ大統領が署名したことなど、政府閉鎖が避けられることなどから堅調に推移したが、リスクオンの動きは強まらず、米長期金利の上昇を受けてドルの買い戻しが優勢となった。
ドル円は103.41を安値に103.90まで反発、ユーロドルは1.2251まで上昇後1.2191まで売りに押されたが、新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まったことで、経済正常化に対する期待感が下支えした。またポンドドルは、英国によるワクチン変異種の感染拡大や英EUの通商合意を受けたポジション調整の流れで1.3403まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が126.96まで反発、ポンド円は139.48まで下落、オージー円が78.49、NZD円は73.53まで値を下げたが、カナダ円は80.87まで反発した。