昨晩の海外

金曜日の海外市場は、トリプルウイッチングを迎えたNY株価が利食いに押される中、為替市場でも週末や来週のクリスマス休暇を控えて、利食いが優勢となった。NYダウは、一時250ドル越えの下落となった。また米経済指標としては、7-9月期経常収支や11月景気先行指標総合指数は、予想を上回ったが影響は見えなかった。
ドル円は103.59を高値に、103.20と揉み合い、ユーロドルは1,2269まで反発後、1.2226まで下落、ポンドドルは、バルニエEU離脱首席交渉官が「合意への障害は大きいまま、合意の可能性はあるが、その道筋は狭まっている」と述べたことで、1.3272まで利食いに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が127.01まで反発後126.38まで下落、ポンド円が140.33から139.33まで値を下げ、オージー円は78.45から78.84、NZD円は73.88から73.55で上下、カナダ円は81.32から80.73まで売りに押された。