昨晩の海外

昨晩の海外市場は、欧米の堅調な株価や米11月ISM製造業景気指数が、予想を下回ったことなどから、ドル売りが強まった。マコネル上院院内総務が「追加経済対策の年末までの通過を議会に促す」と述べたこと、OECDが2021年末の世界的に景気回復を示唆したことなどが、株価の押上要因となり、S&Pやナスダックは、最高値を更新する展開も、NYダウは3万ドルの大台を維持出来ていない。
ドル円は104.18から104.58まで反発、ユーロドルは、11月HICPの速報値が予想より悪化し、ラガルドECB総裁が「経済支援のために金融政策の調整が必要」と述べたが1.2055まで買われ、ポンドドルは、予想を上回る英製造業PMIの改定値や今週中に英欧FTA交渉が合意に至るとの期待感から1.3444まで値を上げた。
一方クロス円では、ユーロ円は125.83、ポンド円は140.32まで上昇、オージー円は76.65から76.96で上下もNZD円が73.84、カナダ円は80.77まで値を上げた。