昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、まちまちの展開。ライトハイザーUSTR代表が「中国による追加購入だけでは、通商交渉合意には不十分」と発言したことで、NYダウは100ドル超えの下落となったが、リスク回避の動きは限定された。パウエルFRB議長が、「バランスシート計画について、近く発表する」としたが、目立った反応は見られなかった。  ドル円は、ライトハイザーUSTR代表が、日本に対しても、為替条項が重要と述べたが、影響は限定されて、米長期金利の上昇などもあり111.07まで買い戻され、ユーロドルは1.1404から1.1362まで売りに押され、ポンドドルは、合意無きEU離脱の可能性が低下したことで、1.3351まで買い戻された。  一方クロス円では、ユーロ円が126.35、ポンド円が148.06まで一時上昇も、オージー円が78.95、NZD円が75.72まで値を下げ、カナダ円は、原油価格の反発を受けて84.50まで値を上げた。