昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、トランプ大統領が、対中関税の引き上げを延期すると表明したことで、リスク志向が改善する形となった。  ドル円は111.24まで上昇、ユーロドルは1.1368から1.1340で揉み合い、ポンドドルは、1.3052を安値に、トゥスクEU大統領が「英EU離脱延期は合理的。期限が迫れば可能性は高まる」と述べたこと、英野党・労働党が「合意なき離脱を避けるために2回目の国民再投票を支持する」と表明したことなどから、1.3116まで買い戻された。  一方クロス円では、ユーロ円が126.30、ポンド円が145.68、オージー円が79.78、NZD円が76.55まで上昇、カナダ円は、トランプ大統領が「原油価格は高過ぎる」と述べたことで、84.47から84.06まで売りに押された。