昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米中次官級協議で中国が、貿易不均衡解消に向けて、6年後までに毎年1兆ドルを超える輸入を達成するよう輸入量を増やす提案をしたとの報道が伝わり、NYダウが380ドル越えの上昇となり、ドル買いが優勢、オセアニア・資源国通貨中心にリスク回避の巻き戻しが続いた。米12月鉱工業生産指数が予想を上回ったが、1月ミシガン大消費者信頼感指数が若干予想を下回った。またウィリアムズNY連銀総裁が「利上げを検討する際に、辛抱強く指標を基に判断するべき」との認識を示したが、総じて影響は限定された。  ドル円が109.89まで上昇、ユーロドルが1.1353、ポンドドルは1.2857まで下落した。クロス円では、ユーロ円が124.97から124.44まで利食いに押され、ポンド円が141.10まで下落した一方、オージー円は79.10まで上昇、NZD円が74.38、カナダ円が85.90まで買い戻しが優勢となった。