昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、FOMC後も続く軟調な株価にリスク回避の展開が続いた。米経済指標としては、12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回ったが、11月景気先行指標総合指数が予想を上回り、直接的な影響は限られた。NYダウは、米政府機関の一部窓口閉鎖の警戒感もあり、一時680ドル近い下落となった。  ドル円が110.82まで下落、ユーロドルは1.1486まで上昇後1.1402まで売りに押され、ポンドドルは、英中銀が金融政策の現状維持を発表し、議事録にも目新しい内容はなく、影響は限られ、1.2708から1.2627で上下する形に留まった。  一方クロス円では、ユーロ円は128.39から127.22まで売りに押され、ポンド円は140.59、オージー円が78.48、NZD円も75.16、カナダ円が81.95まで一時下落した。