昨晩の海外市場は、 注目のFOMCで、政策金利を0.25%引き上げ、2019年のFF金利見通しも3回から2回に、中立金利が2.75%に引き下げられた。また経済見通しでも、GDPやインフレ見通しが若干引き下げられたが、声明がそれほどハト派的でないとの見方から発表後ドル買いとなった。また、パウエルFRB議長が会見で、インフレの鈍化に言及したことを嫌気して、NYダウは、一時500ドル超えの下落となり、リスク回避的なクロス円の売りにつながった。 ドル円は112.09まで下落後112.64まで反発、ユーロドルは、伊予算案をEUが承認したことで1.1439まで上昇後1.1364まで下落、ポンドドルは、対ユーロでの売りに、1.2680から1.2608で上下の動きに留まった。ユーロポンドは0.9042まで上昇した。 一方クロス円はまちまち。ユーロ円が128.38まで反発後127.55まで下落、ポンド円が141.60、オージー円が79.58、NZD円が76.14、カナダ円は83.72から83.09まで売りに押された。