昨晩の海外市場は、週末のG20や米中首脳会談を控えて、ドルの巻き戻しが優勢となった。米11月米シカゴ購買部協会景気指数が、大幅に予想を上回ったこともドル買いを誘った。 ユーロドルは、ロンドン・フィキシングに絡めてユーロポンドの売りが強まったことで、1.1305まで下落、ポンドドルも1.2736まで値をさげ、ユーロポンドは0.8861まで売りに押された。またドル円は、小動きながら113.72まで買い戻された。 一方クロス円では、ユーロ円が128.42、ポンド円が144.63まで下落、オージー円は82.75から83.06で上下し、NZD円は、対オージーでの買いが強まり78.18までじり高、カナダ円は85.17から85.54で推移し、AUD/NZDは1.0618まで値をさげた。