昨晩の海外市場は、NYダウの389ドル高の反発を受けて、ドル買いや円売りが一時優勢となるも、月末のフローに押される形となった。米経済指標としては、10月ADP全国雇用報告が予想を上回ったが、10月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回った。 ドル円は、強いADP全国雇用報告を受けて113.39まで上昇後、NYダウの上げ渋りやロンドンフィキシング絡みの売りで112.81まで売りに押され、ユーロドルは1.1360から1.1302まで下落も、オプションの防戦が支えた。またポンドドルは、対ユーロでの買いで、1.2828まで一時買い戻された後売りに押された。 一方クロス円では、ユーロ円が128.54を頭に127.66まで下落、ポンド円は145.11まで一時上昇後143.88まで下落、オージー円は80.40から79.86まで下落、NZD円が73.61まで売りに押され、カナダ円は、良好な8月カナダGDPを受けて86.38まで反発後、原油価格の調整を受けて85.68まで値を下げた。