昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、NY株の反発などを受けてドル買いが優勢となった。米8月ケース・シラー住宅価格指数が予想を下回り、10月消費者信頼感指数が予想を上回ったが影響は限定されたが、NYダウは一時463ドル高まで買い戻された。  ドル円は113.13まで上昇して引け、ユーロドルは、予想を下回る7-9月期GDP・速報値を受けて売りが優勢となり、一時強めの独10月消費者物価指数を受けて買い戻しが入るも、1.1341まで下値を広げ、ポンドドルは対ユーロでの売りが強まり1.2696まで売りに押され、ユーロポンドは0.8940まで上昇した。  一方クロス円では、ユーロ円は128.44を高値に127.97まで下落、ポンド円は143.23まで売りに押されたが、オージー円が80.38、NZD円が74.20まで買い戻しが優勢となり、カナダ円は86.13を高値に85.74との間で上下の動きとなった。