NY午前

 NY午前の動向は、軟調な株価などから、リスク回避の展開が続いている。  ドル円は112.74まで上昇後失速、ユーロドルは、弱い独・ユーロ圏PMIもあり1.1379まで下落、ポンドドルは、ブレグジット協議の不透明感から1.2889まで売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が128.05、ポンド円が144.99、オージー円が79.46、NZD円が73.31まで下落したが、カナダ円は、カナダ中銀が、政策金利を引き上げ、声明でも「理事会はインフレ目標を達成するために政策金利が中立水準に上昇する必要があることに同意」とタカ派スタンスを維持したことで86.66まで買いが優勢となった。