昨晩の海外市場は、米FOMCに置いて、予想通り政策金利が引き上げられたが、2019-21年のFF金利見通しが、前回と変わらず、物価見通しも据え置かれたことで、ドル買いは限定された。 ドル円は113.14を高値に112.63まで下落、日米新通商協議では、日米物品貿易協定の締結に向けた交渉を始める公表され、自動車関税には言及がなかったが、円売りは限定された。一方ユーロドルは1.1726から1.2798まで上昇後1.1731まで売りに押され、ポンドドルは1.3138から1.3218まで上昇後利食いが強まった。 クロス円では、NYダウがパウエル議長の貿易戦争に対する懸念発言を受けて、150ドル近い下落となったことで、売りが優勢となった。ユーロ円が133.12から132.24、ポンド円が149.10から148.30、オージー円が82.52から81.78、NZD円が75.54から74.92、カナダ円も87.25から86.51まで売りに押された。