NY午前

 NY午前の動向は、ドルの売り戻しが優勢。米8月卸売物価指数が、コア指数ともに予想を大きく下回る結果だったことや一部報道で、米国が中国に新たな貿易交渉を提案するとしたことで、NYダウが150ドル近い上昇となり、クロス円に買い戻しを誘った。  ユンケル欧州委員長が「メイ英首相のブレグジット案を歓迎」と発言したことで、ポンドドルが一時1.3048まで上昇も、その後1.2981まで売りに押され、このレンジで上下、ユーロドルが1.1650まで一時値を上げ、ドル円は111.22まで売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が129.83まで値を上げ、ポンド円は145.44を高値に144.69まで調整、オージー円が80.02、NZD円が73.15まで上昇、カナダ円は、原油価格の上昇やグアハルド・メキシコ経済相が「米国とカナダがNAFTA合意に達する可能性は高い」と述べたことで、85.81まで上昇した。