NY中盤

 NY中盤までの動向は、トランプ大統領が「中国やEU、自国通貨を操作してきた。引き締めはこれまでの努力全てを損なう。ドル高は競争力を奪う」などとツイートしたことで、ドル売りが優勢となった。  ドル円は、「日銀がイールドカーブ操作の目標変更を検討する可能性」との報道を受けて、111.54まで下落、ユーロドルが1.1724まで上昇、ポンドドルは、バルニエEU首席交渉官が、「アイルランドと北アイルランドとの間での厳しい国境管理を回避するため、メイ首相の新提案を検討する」と述べたことで1.3129まで買い戻しが優勢となった。  一方クロス円では、ユーロ円が131.08から130.72まで調整、ポンド円は146.11から146.67で上下、オージー円が82.65から83.01、NZD円が75.84から76.12で揉み合い、カナダ円は、加5月小売売上高が予想を上回ったことで85.27まで一時反発した。