昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、大きな材料がない中、NYダウが340ドル高まで反発し、総じて円売り、ドル買いが優勢となった。  ドル円が110.90まで上昇、ユーロドルは、ドラギECB総裁が「少なくとも2019年夏まで金利を据え置くと予想」との見解を繰り返したこともあり、1.1791から1.1733まで下落、ポンドドルは、1.3364からデービス前離脱担当相に続いて、ジョンソン外相の辞任との報道から1.3190まで値を下げたが、メイ英首相の不信任案の提出が、保守党議員から否定されたことで下げ渋った。  一方クロス円では、ユーロ円が130.26まで上昇、ポンド円が147.63から146.13まで下落、資源国・オセアニア通貨は堅調でオージー円が82.82、NZD円が75.85まで上昇、カナダ円が84.69まで、一時買い戻しが優勢となった。