昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米中貿易戦争の懸念から、上海総合株式指数が大幅に下落したことで、日経平均株価や海外株式市場が軟調な推移となり、リスク回避の動きが一時強まった。ただ、NYダウが一時の200ドル安からプラス圏を回復したことで、更なる展開となっていない。また、米6月ISM製造業景気指数は、予想を上回ったが、影響は限定された。  ドル円は、東京の高値111.06から110.60まで下落後110.92まで反発、ユーロドルは、弱いユーロ圏の製造業PMIもあり1.1591まで下落、ポンドドルは、予想を上回る英6月製造業PMIにも1.3096まで売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が128.43、ポンド円が145.20、オージー円が80.99、NZD円が74.14、カナダ円が83.74まで一時売りに押された。