昨晩の海外市場は、行き過ぎた貿易戦争に対する懸念からのドル売りに巻き戻しが優勢となった。米経済指標としては、6月リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回ったが、4月S&P/ケースシラー住宅価格指数や6月消費者信頼感指数が予想を下回ったが影響は薄く、NYダウは、120ドル近い反発となった。 ドル円が110.22まで反発、ユーロドルが1.1635、ポンドドルは、新たな英MPC委員となるハスケル氏が、利上げに対し慎重な姿勢を示したことで31.3193まで売りに押された。 一方クロス円では、ユーロ円が127.81の安値から128.38、ポンド円が144.99から145.77、オージー円が81.02から81.47、NZD円が75.20から72.52、カナダ円が82.21から82.83まで買い戻された。