昨晩の海外市場は、ECB理事会の結果や強い米5月小売売上高を受けてドル買いが優勢となった。 ユーロドルは、ECB理事会で、資産買い入れを今年12月末で終了することを決定、1.1851まで一時値を上げたが、同時に「2019年夏まで金利を変更しない予定、償還元本の再投資、資産買い入れ終了後もかなりの期間継続する」と公表したことで、1.1575まで売りに押され、ポンドドルは、強い英5月小売売上高を受けて1.3447まで上昇後、1.3262まで下落。ドル円は、ロンドン市場で109.92の安値をつけた後は、110.70まで反発した。 一方クロス円では、ユーロ円が130.33から128.04、ポンド円が147.86から145.70まで下落、オージー円が82.71、NZD円が77.12、カナダ円が84.35まで売りに押された。